パートドヴェール教室

「パートドヴェール」は粘土などで原型をつくり、それを耐火石膏型に取り、ガラス粒や粉を入れて焼成しいろいろな作品が制作できる技法です。出来あがるガラスは細かな泡が入ったり半透明になったりと柔らかな雰囲気のガラス作品が出来上がります。

写真は教室で一番最初にチャレンジしていただく予定の「箸置き」の制作工程です。

原型
粘土などで原型を制作します。(写真は量産用のシリコン原型です)

型準備
原型の周りを塩ビやガラス板などで囲います。

耐火石膏流し込み
耐火石膏という高熱に強い材料をそれに流し込みます。

耐火石膏型
30~40分で固まりましたら粘土などの原型を丁寧に取り出し、耐火石膏型が出来上がります。

ガラス充填
出来上がるガラスの重さの透明もしくは色ガラスの粒や粉を充填します。

パート焼成前キルン
電気炉にいれて、大きさにもよりますが2~3日焼成、徐冷します。

パート焼成後キルン
パート焼成後
焼成後です。粒または粉でしたガラスが固まっています。この後、耐火石膏型から取り出し、加工したり、こういった小さな平たいものならもう一度電気炉に入れ表面を滑らかにしたりします。

パート完成
完成です。よく和菓子やゼリー菓子のような感じといわれるガラス箸置きです。